事例紹介に関するコーナーです。

単一製品を製造している中小企業の事例です。大企業だとSBU配下の一つのビジネスユニットに相当し、最大のボトルネックを解消した事例と解釈して下さい。

受注設計生産品(ETO品)の売上が同一人員のままで、2012年比で、2013年は2倍に、2014年は4倍、2015年は6倍に、2016年は8倍に!

・・・投資は最初の2012年8月期だけで、4年間の累積売上は20倍・・・これぞ「攻めのIT利用

会社概況

president.jpgeagle-products.jpg 代表取締役

今野好浩

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事業内容

油圧器機事業 http://eagle-jack.jp/

自社ブランド商品イーグル爪つきジャッキの製造サービス。「特上・移動・位置せの改善パートナー」を目指しています。

板金加工事業 http://www.bankin-order.com/

クリーン環境のステンレス器具・備品のオーダーメイドサービス、ステンレス板金加工サービスです。

開発品事業 http://www.isudoko.jp/

福祉器機等の受託開発。3次元CAD(Solidworks)による機械設計・構造解析から試作まで。

ビジネスアナリシスの進め方

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実現した経営的効果

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戦略を反映したプロセス改革(レベル2プロセス図)

このレベル2プロセス図は、新たな戦略のための課題が反映されているものです。

level2-process.png

戦略を反映したプロセス改革(レベル3プロセス図)(省略)

プロセス改革後のレベル4プロセス図(一部)

  このレベル4プロセス図は、新たな戦略によるプロセス改革を反映したものです。

level4-process.pngITシステム

  サイボウズ社 Kintone を利用して、戦略を反映したレベル5プロセス設計とIT構築を同時に実現

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成功のポイント

1.企業の基盤能力の強化

ETO品の顧客要求の把握という重要な意思決定プロセスを「見える化」し、ベテランのノウハウを形式知化して、それをIT化。今まで、ITは省力化・効率化を目的として、意思決定業務はIT化の対象外

プロセス・ルール、ITシステムの整備、機能で考える社員へ。しかしながら、IT業界では、本事例のような要求開発ではなく、まだ「要求をヒアリングする」と言っているようです。 恥ずかしいですね。

2.ファシリテーション

業務参照モデルを利用したコミュニケーション、業務課題質問シート等で人の気づきと解決へのアイデアを引き出す

3.非定型業務のIT化

ベテラン営業のノウハウのツール化

4.GUTSY-4での実証

WBSごとにコンサル交代しても、WBSのアウトプットが次のWBSのインプットへと、完全・正確に連携しました。

すなわち、GUTSY-4がエンジニアリング化された方法論として、コンサルタントの属人性に依存しないことを実証できました。⇒ブログ記事:GUTSY-4開発のきっかけ


 

今野製作所プロジェクト経過

第Ⅰ期(上記事例) 

受注設計生産品(ETO品)・見込生産品(標準品)に対する顧客要求の確認プロセス、開発統括プロセス、設計・試作プロセスなど、正しい製品を顧客に届けるための「動脈業務」を対象。2011年下期から運用開始で、売上約2倍。2014年通期は、売上約4倍(人員増なし)。

第Ⅱ期

返品、修理などの顧客サービス、クレーム対応など、顧客から自社への「静脈業務」をプロセス改革。2012年から運用開始。

このリーダを務めた同社の今野三千代氏が講演しました。⇒「見える化」で業務マニュアルも同時に完成!

第Ⅲ期

企業内から企業連携ということで、板金事業について他2社とのプロセス・情報の連携プロジェクトが、2014年8月よりスタート。⇒中小企業版インダストリー4.0

 

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