先のブログでは、GUTSY-4によるビジネスアナリシスからITシステム構築のイメージをしめしました。

  ここでは、それによって達成できるIT投資効果、IT構築時の効果について述べたいと思います。

1.業務定義

(背景)ユーザ側の業務が非明示的で引き継がれない、システム設計書等の管理がむずかしいこと。

(ツール) リポジトリ管理ツール  例)XupperⅡなど

(効果)ビジネスアナリシスの成果物をリポジトリ管理できる。

      レベル5まで管理:重要な非定型/IT系プロセスだけ
      レベル4まで管理:上記以外は

    システム設計・構築の成果物もリポジトリ管理できる。

2.業務ガイド

(背景)業務マニュアルがない/あっても古いまま、ITシステムマニュアルも古いままなこと。

(ツール) BPMS   例)Metasonic

(効果)業務定義やシステム操作を参照できて業務実行をガイド、画面自体がマニュアル、

    たとえばフローやルールを参照できる。

3.業務実行

(背景)重要な情報が切り捨てられ、ITシステムは単なる「データ処理」に過ぎないこと。

    大量のSAPアドオン開発してしまい、ITシステムが巨大化してしまったこと。

(ツール) BPMS、非SAP開発ツール 例)GeneXus

(効果)BPMSが重要な意思決定系プロセスやITシステムを呼び出し、業務実行をコントロールできる

    SAPはアドオンせずそのまま利用、自社や部門独自で必要な機能は非SAPで開発、

     そして自律分散した両者の連携で、ユーザからは統合されたITシステムに見える。

4.ITシステム構築時の効果

【品質】 ①戦略を反映したITシステム   ②統合的システムになる  ③画面自体がドキュメントになる

【スコープ】  ①属人的保険的なIT要求は出てこない 最低4割、通常6割を削減できる  

        ①戦略への貢献度による優先順位付けして、開発をコントロールできる  

【コスト】   ①SAPにアドオンしないで済む ②最適開発方法を選択 ③BPMSはユーザ自身が開発

5.情報とデータを合わせた真の情報システムの構築

  今までは情報システムではありませんでした。なぜならば、情報を切り捨てた結果データを対象に、売上や会計につながる単なる「データ処理システム」に過ぎなかったからです。⇒真の情報システムの構築

 

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