今までのITシステムは情報システムではありませんでした。なぜならば、情報を切り捨てた結果データを対象に、売上や会計につながるデータ処理システムに過ぎなかったからです。⇒今までのシステムはデータシステムに過ぎない、これからは情報システムが必要

もう一度、業務ポータル画面.jpgを振り返って解説します。この図の業務定義、業務ガイド、そして、ITシステムとしてBPMSによる意思決定プロセス実行、部門独自システム実行、全社共通システム実行の関係は、下記のようになります。

真の情報システム.jpg

1.GUTSY-4を利用したビジネスアナリシスによる業務定義
2.BPMSを利用したプロセス制御による業務ガイド

この2つは、GUTSY-4によるビジネスアナリシスからITシステム構築のイメージにおいて、説明しました。

3.BPMSを利用した意思決定プロセス実行とITシステム実行、および連携を支援

(1)BPMSによる意思決定プロセスでは、従来は切り捨てられてきた情報を保存・管理します  
  例)顧客の要求事項、設定納期の理由
(2)BPMSのWeb連携機能によって (ドイツでは既に実績あり)
  ①意思決定プロセスと部門独自システムとのデータ連携  例)MetasonicとGeneXus
  ②意思決定プロセスと全社共通システムとのデータ連携  例)MetasonicとSAP
  ③部門独自システムと全社共通システムとのデータ連携  例)GeneXusとSAP

(3)BPMSによる意思決定プロロセスでは、保存された情報を維持管理します  
  例)納入場所変更の場合の理由

(4)売上増加に対象を拡大

  売上増加のための意思決定プロセスは、マーケティング、製品開発・設計、顧客サービスなどの業務領域となります。ここでは、今まであまりITが活用されてきませんでした。最近、ようやくビッグデータ分析が言われ始めましたが。

4.利用者からは「情報とデータの両方を持つ『真の情報システム』」に見える
この図では、BPMSを始め3つのITシステムがWeb連携しており、利用者からはデータだけでなく情報も持つ、全体が一つのITシステムのように見えます。これこそが、「真の情報システム」なのです。トヨタの生産現場における「人間系情報システム」をオフィスにも拡張しようというものです。

このような情報システムがあれば、事例Aのように売上増加につながるのです。重要な情報が切り捨てられた結果データだけを処理するITシステムでは、受注も売上も増加しません。いわゆる「ビッグデータ」は、これからより良い意思決定のための情報(インテリジェンス)を獲得して意思決定プロセスに役立てる訳ですから、売上増加などにつながるのです。

 

 

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