企業が持つ機能やビジネスプロセスに階層性があります。⇒関連ブログ記事:プロセス参照モデルとは

  同様に、ビジネスルールや問題・課題にも階層性があります

       企業でいえば、常務取締役と係長では、取り扱う問題・課題の大きさが異なるように。

  たとえば、2階建ての1戸建てがあり、老夫婦が住んでいます。2階には夫が、1階には妻の寝室があります。段階世代の夫は、ジャズが好きでオーディオ部屋で大音量で聴きます。丁度、その下の1階には妻の寝室があり、音がうるさいといつも口論になります。

  また、別居している子供夫婦が同居することになり、2階に住むには、独立した台所、トイレなどが必要です。したがって、部屋の配置を大きく変えなければなりません。この課題は、レベル2に位置します

  さて、妻の抱える問題は、2階の部屋の配置変えによって大きく影響を受けます。この問題は、レベル3位に位置します。同様なレベル3の問題は他に多くあります。玄関の靴箱の収容数が少ないとか。

  GUTSY-4の階層化アプローチによれば、まず、レベル2の問題・課題解決のための分析と設計を行います。すなわち、2世帯同居のための2階の間取りの大きな変更設計です。そして、レベル2設計を行った後に、レベル3の問題・課題を抽出します。この場合、2階の間取り次第で、音楽好きの高校生の孫の部屋の下に妻の寝室が位置すれば、レベル3の1階の妻が抱える騒音問題は継続します。または、その問題自体が消滅してしまう場合すらあります。

  したがって、レベル2プロセス分析の際には、レベル2の問題・課題だけに絞り、レベル3のは除去する必要があります。しかしながら、問題・課題をヒアリングで抽出すれば、それは階層レベルが2、3、4、5とか、様々な大きさのものが入り混じってしまいます。

  これを避けるため、GUTSY-4では、レベル2の課題の抽出には、「業務課題質問項目シート」を利用し質問して、ハイレベルの業務課題だけを「引き出します」、ヒアリングはしません。レベル3の課題は、レベル3プロセス分析で取り扱えばいいのですから。

 

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