(渡辺和宣)が理事長を務めるバリューチェーンプロセス協議会(VCPC)では、5月22日(金)にセミナーを開催します。⇒詳細と申込み 

主な講演は、2つ共、社内ビジネスアナリスト達の活躍の様子がうかがえます。以下、私が両氏との長い付き合いの中で感じたことを交えてお伝えしたいと思います。なお、両氏の確認を取った訳ではありませんので、文責は全て私にあります。

1.エネルギービジネスのパラダイムシフトを仕掛ける ~調達からみたサプライチェーン経営戦略~

  中部電力株式会社 専務執行役員 垣見祐二 氏 

  東電との共同燃料調達会社JERA社長

垣見氏は、中部電力と東京電力とで設立した燃料の共同調達会社JERAの社長に就任したばかりです。電力会社にとっては燃料の調達が生命線ですので、両電力会社の実質的にナンバー3かも知れません。講演内容は、タイトルよりも企業経営全般に渡るものになるでしょう(私の予測では)。

私は、垣見氏とは2002年位からの付き合いで、VCPCの前身であるSCC日本支部時代に、ダラスで開催されたSCCカンファレンスに出席、その後、サンフランシスコへと、ほぼ一週間、行動を共にしました。性格は温和ですが、組織改革や風土改革に長年、取り組んできました。氏が持つ企業の全体観は、プロセス参照モデルによって養われたのではないかと私は思っています。

中部電力の燃料部門長に就任した際に、部門の出力帳票を収集してプロセス参照モデルにマッピング、いかに企画的な仕事がされていないかを明確にして、同部門を改革しました。また、商社経由でなくオイルシェールガスの直輸入を仕掛けて、米国に合弁会社を設立するなど、戦略的に行動します。

プロセス参照モデルのレベル1(戦略)、レベル2(戦術)は、企業の戦略を担当する役員は必ず理解して置かなけれなりません。企業の役員を志す人には、垣見氏の講演からその全体観や発想方法は、必ずや参考になる筈です。氏は、社内ビジネスアナリストとして活躍後にCEOに就任した好例です。

2.複数事業で同時進行!「事業開発プロセスの公式化活動」

  NECキャピタルソリューション株式会社 事業開発推進部長 大石高至氏 と3人の弟子達

NECは目覚ましい復活を遂げています。決算数字とは別に、私はそう感じています。決算は表に出た数字に過ぎません。3人の弟子を率いる大石氏とは、やはり2002年位からの付き合いです。SEは35歳定年制と言われた時代に、ビジネスアナリストへと早くから転身した人です。

氏は、10数年、NEC内でプロセス参照モデルを共通言語としてサプライチェーン改革などを手掛けてきました。しかしながら、本当に浸透したのは、2010年からの事業改革において営業プロセスを評価制度と共に改革して、商談成約率が大幅に向上するという成果が見え始めたからだと言います。10数年間も我慢を続けたビジネスアナリストです。こうしてNEC社内でプロセス参照モデルが評価された結果、事業開発をプロセス参照モデルを利用して立上げようとの活動、その苦労話を講演してくれます。

恐らく、新商品の成功率は10%以下でしょう。新製品そして付帯サービスで収益を上げようとする事業開発の成功率は、更に低いでしょう。ここには、絶対成功する方法などありません。しかしながら、失敗確率を下げる方法はあります。それが、事業開発のためのプロセス参照モデルPLCORやこれに含まれるプラクティスで、これを利用して同時多発的に新事業開発を行っている事例です。大石氏をメンターにして、若い弟子達がビジネスアナリストとして活躍しています。

是非、5/22には、プロセス参照モデルの活用、そして社内ビジネスアナリストの活躍を感じ取って下さい!! 詳細と申込み

 

 

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