GUTSY-4の方法論に関する補足説明のコーナーです。

1.ビジネスアナリシスとは何か

IIBA BABOK® v3(2015)の定義

  「ニーズを定義し、ステークホルダーに価値を提供するソリューションを推奨することにより、エンタープライズにおけるチェンジ(変革)を可能にする専門活動」[IIBA日本支部訳]と拡張されています。

PMI発行ビジネスアナリシスのための実務ガイドでは

  「ビジネス・ニーズを特定して、実行可能なソリューションを明示し、このためのステークホルダの要求事項を引出し、文書化し、マネジメントする一連の活動。」PMIがビジネスアナリシスに力を入れるのは当然です。プロジェクトの成功のためのプロジェクトライフサイクルでの構想や企画フェーズは、ビジネスアナリシスの活動そのものですから。

GUTSY-4の定義

  上記の定義は、それぞれ各団体の事情が反映されていますので、GUTSY-4では下記のように定義。

  「事業戦略の策定から実現まで、これに直面する課題を解決すること」です。このために、事業戦略の策定、サプライチェーン改革、業務プロセス改革、業務設計、業務プロセスの見える化、IT構想・企画・要求開発など、ビジネスやITのコンサルティングを含みます。当然、ベテラン営業マンのノウハウを標準化したルール作成など、ナレッジマネジメントも含みます。

  ビジネスアナリシスのアウトプットは、業務プロセス、広義の業務ルール、組織構造、人の職務とスキル、ITシステムなど。これを BABOK ®では、ソリューションコンポーネントと呼んでいます。そして、ビジネスアナリシスを行う人をビジネスアナリストと呼びます。

2.ビジネスアナリシスのための方法論が必要

   さて、定義が何であれ、ビジネスアナリシスを実施するためには、知識体系だけではだめです。BABOKの記述では、「組織のプロセス資産」として、ビジネスアナリシスのための方法論やプロセスを別途に持っていることを前提としています。

  プロジェクトマネジメントにおいても、やはり知識体系PMBOKは、組織がWBSテンプレートなどを持っていることが前提と同様です。

  私の感覚では、ビジネスアナリシスやプロジェクトの成功のためには、WBSやプロセスの正しい設定が8割方の要因を占めますので、当然といえば当然です。

  GUTSY-4は、具体的なWBS・アクティビティ・技法・ルール・成果物例をしめした、国内唯一のビジネスアナリシス方法論です。

 

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