GUTSY-4の方法論に関する補足説明のコーナーです。

  本ブログは、「ビジネスアナリシス方法論GUTSY-4の概要⇒1.戦略からITまでの4つのモデルの整合」についての補足説明です。

  4つのモデルが整合するためには、各モデル内およびモデル間において、下記のような2種類の整合性条件を満たすことが必要になります。従来は、戦略系コンサルタント、業務設計コンサルタント、ITコンサルタントなどが、自分の担当範囲の報告書を作成していましたが、成果物が次のモデリングのインプットとしての条件を満たさないために、「棚ざらし」に置かれることが多々、ありました。

1.  各々のモデル内の整合性

(1) 各々のモデル内で詳細さ「粒度」が統一されていること

  これは、たとえば、ビジネスプロセスモデルでいえば、プロセス相互のインプットとアウトプットがつながっていることに相当します。各プロセスの見かけ上の大きさ、詳細さが同一であればよいということではありません。

(2) 各々のモデルが検証されたものであること

  これは、たとえばビジネスプロセスモデルでいえば、レビュー検証されたものだけが、IT要求モデルに反映するということです。ビジネスモデルのメタモデル(定義情報)が不十分であれば、形式検証の段階でアウトとなるべきなのです。

2.  各々のモデル間の整合性
(1) アウトプットとしてのモデルの詳細さ「粒度」が次のモデリングのインプットの「粒度」に合致すること

  これは、たとえばビジネスプロセスモデリングのアウトプットがIT要求モデリングのインプットになることです。すなわち、ビジネスプロセス中位(アクティビティ)の粒度が概要レベルのIT要求モデルのそれに一致しなければなりません。

(2) モデルが持つ設計情報が次のモデリングのためのインプットとして必要な情報を完全に保持していること

  これは、たとえばビジネスモデルは、ビジネスプロセスモデルの設計に十分な情報を保持しなければならないということです。そのためには、ビジネスモデルのメタモデル(定義情報)が、ビジネスプロセスモデリングのインプットとなるように、十分に意識したものでなければなりません。

 

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