GUTSY-4の方法論に関する補足説明のコーナーです。

  ここでは、戦略分析として、事業戦略をインタビューした後の「事業戦略の戦略課題への構造化」の構造について説明しましょう。

1.説明・技法・ツール・リファレンス・事例の組み合わせとしてのWBS/アクティビティ

メッセージ受信、インプットの情報処理

  SWOT分析図やクロスSWOT分析図、そこに記入された事業戦略について、必要な場合は、インタビュー記録に対してインプットの情報処理として「日本語記述の整理」によって、簡潔化(単純化)、集約化、一般化、汎用化を行います。

抽象化、構造化

  リファレンスとして業務機能体系表(レベル1)を利用して、事業戦略をレベル1の経営機能別戦略へ分解します。

フレームワーク適用

  フレームワークとしてバランスド・スコアカードの戦略マップを使用します。分解された経営機能別戦略を戦略マップにしたがって、顧客の視点、あるいは内部プロセスまたは学習と成長の視点にマッピングします。

論理思考、システム思考

  経営機能別戦略が顧客の視点の場合には、Q(製品・サービスの品質)C(コスト)T(時間)S(アフターサービス)の観点から詳細化します。内部プロセスまたは学習と成長の視点の場合には、業務プロセス・ルール、組織・人、情報・知的資産、取引先・プロダクト・設備などの観点から詳細化します。

  上記の分解と詳細化のために、ツールとして戦略課題分解シート(Excel)、およびこの事例を提供しています。

個人、組織でのレビュー

  構造化された戦略課題について、個人レベルでのレビュー、そして事業責任者等による確認を行います。

情報処理、メッセージ送信

  必要な場合は、戦略課題をバリューチェーンにマッピングなどアウトプットの情報処理を行って、事業責任者等へ報告します。通常は、次の業務要求への構造化と合わせて一緒に行います。

2.WBS/アクティビティの品質と効率の向上について

  コミュニケーション、フレームワーク、論理思考/システム思考など一般的な教育カリキュラムでは多大な時間を要し、さらに実務でも試行錯誤を繰返した上にスキルを習得します。したがって、ジュニアレベルのビジネスアナリストになるのに、最低5年以上かかってしまいます。

  しかしながら、たとえば「事業戦略の戦略課題への構造化」WBSでは、①~⑥のように必要なスキルをプラクティスとして形式知化できます。GUTSY-4は、エンジニアリング手法であり、かつ品質と効率の両方を向上させられるのです。下記に、GUTSY-4のWBSにおける共通的な基本構造を掲載します。

論理思考のステップ.jpg

 

 

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