「停車行為」も危険運転に・・・・森法相、1月に法制審諮問 

  こんなニュースが携帯に入ってきた。

  日本の法律は細かく決め過ぎるから、それに合致しない場合には処罰できなくなる

1.リスク発生の3段階モデル

  私のビジネスアナリシス方法論GUTSY-4には、当然ながらリスクマネジメントの技法がいくつか入っている。

  そのうちの一つに、M900-625 リスクアセスメント手法(標準リスクモデル) がある。

  この標準リスクモデルというのは、PG・スミス+GM・メリット実践・リスクマネジメント澤田美樹子訳、生産性出版 に出ていた。

  リスク事象ドライバーとしてペリル(契機)が起きれば、影響ドライバーによって事故が起きやすくなり、最終的に損失を生む、という3段階モデルである。 

2.詳細過ぎる法律の規定が却って法の目をすり抜けさせる

  「停車行為」というペリルは、後続車が直ぐに停車できないという悪影響を与え、車間距離が短ければ追突事故になってしまう。

  影響の面から考えると危険運転に該当しそうなペリルは、別に停車行為だけではないだろう。

  本当に全てのペリルを法律で事前に規定できるんだろうか? いや、法律を作った人が想定しないペリルも出てくる。変な光を後ろの車に与えるとか、油をまくとか(忍者みたい)。 

  他の車に大きなリスク事象ドライバーとしてのペリルを与える事を危険運転とすればいい。危険運転の一つが停車行為に過ぎない。細かく規定すると法律の抜け穴が発生してしまうのではないか。

  その例として、米国の連結決算の詳細な規定は破綻して、大まかな欧州のIFRSに収れんした。

  難しい司法試験を合格した人達が、何を考えているのか?