GUTSY-4では、ビジネスプロセスのメタモデル(記述のための要素)をプロセス構成要素と呼んでいます。そして、以下の7種類のメタモデルを規定、かつ各々はさらに最大4つに詳細に分類しています。

プロセス機能 (3種類)

インプット (3種類)

アウトプット (4種類)

コントロール (4種類)

組織 (2種類)

ステークホルダ          

詳細⇒M800-101例.pdf

  これに落ち着くまでに相当に試行錯誤しました。

  最初は、IDEF、ユースケース、拡張UML、米国防総省DoDの業務アクティビティ定義などを調査しました。特に、ユースケースは業務シナリオ記述に自由度があり過ぎて、記述する人による差が大きくなってしまうこと。DoDは、リソースに、データ,情報 , 実行者, 設備・プロダクト他と、多くの要素が集まり過ぎて、どれかを書き漏らしがちになること。

  以上から、GUTSY-4では最終的に、上記の7種類のプロセス構成要素と17個のプロセス構成要素(詳細)を定義しました。これに、落ち着くまでに3回の大改訂(注1)を行いました。既に定義済の900個のビジネスプロセスを改訂するのですから本当に大変でした。

   しかしながら、これによって、ビジネスプロセスを間接的な業務観察をした結果のように、詳細に記述できます。かつ、業務参照モデルを利用することによって、従来の2倍以上の生産性で、「短時間で正確に」。

  一般的に行われているプロセス記述は、業務フローを描き、その横にその機能を簡単なコメントとして付記したものが殆どです。おまけに、用語定義書もありません。

  (注1) たとえば、4種類のコントロールはそれぞれ、米国COSOの内部統制「有効性、効率性、財務報告の信頼性、法規制の遵守」に対応します。COSOではこの4つのバランスを重視しているのに、日本企業ではガバナンス不在で、事業部門、内部統制部、コンプライアンス部がバラバラに指示を出している状態です。さらに、人事部が勝手に人事評価をしたり。