購読している日経パスポートに首記の記事がありました。⇒日経BP記事

  記事の最後に「アジャイルの過信は危険」とありましたが、それ以前に「◇◇◇前提条件が隠されている」ではないでしょうか。

  欧米企業には、レベル4の企業標準、グローバル標準のプロセスが存在することが前提条件です。社員の平均勤続年数が5年の欧米企業にとっては、余りにも当然過ぎるので、前提条件として挙がっていないだけです。

  一方、日本でグローバル活動している企業にも標準プロセスがありません。日本企業では、以心伝心で欧米を含めたグローバル社員も日本本社の意向をよく理解しており、その必要性がないからです。品質偽装などは、誰かの陰謀に違いありません。(笑い)

  標準のプロセスの存在、この大前提を知らず導入に走ると

・欧米ではアジャイル開発できるITツール、ところが日本では延々と時間がかかる・・・・どこがアジャイルじゃ!

・欧米では、4つか5つの部品を組み合わせて簡単にBPMS導入できる触れ込み、日本では延々と時間がかかって終わらない・・・・いや作るのが簡単と言っただけ!

・欧米ではやりのコンセプトPoCは、レベル6以下の小規模で限定された範囲で行われるもの、レベル4も5もない日本では到底無理!

・欧米では、当然業務ルールも標準化、レベル4業務ルールがないため、レベル5・6の属人的ルールを組み入れたルールエンジン、お化けExcelマクロよりもさらに属人化が進んだ!

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  欧米製のITツールには、前提条件があることをお忘れなく。

  日本では、標準プロセスがないため、アジャイル開発したITシステム、Aさんは〇、Bさんは×、Cさんは△、Dさんは? の評価。これでは合意形成できず、アジャイルどころか長期化するアジャー!プロジェクトになるだけ。

  まぁ、日本での販売側ITベンダーも分かっていないでしょう。自社に導入していないから。私は、20年前に在籍したIT企業で起案して、CRM顧客情報管理を導入したが、すぐに活用は諦めました。「営業の標準プロセス」を大前提にしていると理解し、自社では到底無理だと。