本年は、標準プロセス+プラクティス、この普及に全力を投入します。

       日本国の一人当たりが生み出す付加価値額は、世界で22位、先進国中の最低です。これを挽回するのには、『標準プロセス+プラクティス(うまいやり方)』しかありません。20世紀型の公共投資では全くダメ。

  ジャパンアズナンバーワンと言われたのは、標準プロセスを持たず日本人の能力で勝てたという前世期「工業の時代」における偶然の産物なのです。21世紀には、日本の競争力の順位は、これが30数位、40数位、50数位と低下していき、国民は貧しくなって、コンビニで買い物も出来なくなるでしょう。

  下記の詳細は、少々クドイ詳細説明が不要な場合にはクリックする必要はありません。済みません。

1.知識の時代における知的資産

  21世紀は「知識の時代」と言われています。その最たるのが、GAFAです。説明は不要ですね。

1-1.標準プロセスのベースとなるプロセス参照モデル

  グローバル企業はほとんどが、グローバル統制のためのレベル4までの自社標準プロセスを保持しています。⇒詳細1-1 これがなければ、グローバルな企業活動のガバナンスができる筈がありません。 

     但し、現場で動かすレベル5プロセスについては、止むを得ない場合で承認されたものだけが、例外処理を許されます。たとえば、国別法規制や超重要取引先などで、承認されたものだけが。グローバル業務監査もこの自社標準プロセスに沿って行われます。

1-2.プラクティス

  標準プロセスだけでは、雇用流動化には対応できますが、業務パフォーマンスは向上できません。これを実現するのが、プラクティス(うまいやり方)です。⇒詳細1-2今野製作所事例

  騒がれているアナリティクスやAI等は、全て新たなプラクティスを開発するためのITツールです。当然ながら、標準プロセスが無ければ、折角、開発しても組織共有できません。それ以前に日本には優秀なベテランの暗黙知があります。その喪失を黙って見ていて、アナリティクスとは????。

1-3.企業の社会的責任

  企業をめぐる社会的責任は、ISOSDGsを始めとしてどんどん拡張されて行きます。その都度、その担当部署を作ると、機能しないかあるいは過剰統制になるだけ。企業自身で、採用するとしたのを自社の標準プロセスの統制に組み込むべきです。本来の内部統制には業務の有効性も効率性も含まれています。⇒詳細1-3 

1-4. その他

  2000年前後のマレーシアのペナン島では、優秀な者はそもそも日本企業に就職しなかった。年功序列制度で自分の能力が正当に評価されないからと。日本企業は、大勢の日本人スタッフを現地に常駐させて、不幸を輸出した。

  業務監査は、標準プロセスがなければ監査計画さえ立案できず、国内ではモグラ叩き。まして、世界各国に展開した拠点をどう業務監査するのか、不思議でなりません。日本以外でも以心伝心が有効だろうか? 

2.グループ経営

  多くのグループ企業を抱えていると、連結決算でしか評価できません。これは結果に過ぎません。その前段となる企業活動においては、無形資産たるプラクティスをグループ共有して、全体での対外競争力を強化すべきでしょう。

2-1. エンタープライズアーキテクチャ(EA)

  このEA、特にビジネスアーキテクチャー(BA)は、企業内やグループ企業内におけるガバナンスを目的としたプロセス体系です。これがなくて、どうやって企業グループ経営の最適化ができるのでしょうか。⇒詳細2-1

      前述のプラクティスが企業競争力を大きく左右する21世紀「知識の時代」には、プラクティス(うまいやり方)もBAに含まれるべき。グローバル企業は皆やっている。

2-2. プラクティスのグループ共有

  プラクティスは、「知識の時代」を象徴する無料の無形資産です。その最たるは、Amazonの書籍のレコメンデーション(推奨)です。この無形資産は、世界中で365日24時間稼働です。設備の共有は難しいですが、無形資産プラクティスのグループ共有は、プロセス標準化されていれば容易です。これぞ連結経営です。      

     プラクティス自体は、完璧な表現でなくとも、日本人の能力があれば事例から「類推が利く」。⇒詳細2-2